【最新!政党・内閣支持率調査】国民民主党の勢い止まらず!無党派層の支持傾向にも変化 | 日本最大の選

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发布时间:2025-01-07 09:06

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2024年12月17日に公開された動画のテーマは「電話調査&ネット調査 政党・内閣支持率ハイブリッド調査」!

選挙ドットコムとJX通信社が毎月定例で実施している「政党・内閣支持率調査」の結果を公開・解説します。衆院選後、あの政党の勢いが止まらない!

【このトピックのポイント】

国民民主党が依然として高い支持を集める

総理の人柄では支持率は変えられない?

「支持政党なし」層にも国民民主党の評価が高まる

2024年11月(前回)の政党支持率

11月の政党支持率調査の結果はこちらです。

衆院選での自公過半数割れと石破茂首相の再選、国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫問題が発覚した時期の調査結果で、衆院選直後の世論の動向を反映した数字と言えます。

自民党の数字が大きく下がり、立憲民主党の支持率が少し上がり、国民民主党の支持率が大きく上がっています。

前回調査以降の国会でのトピックは以下の通りです。

臨時国会開幕

補正予算案衆院通過

いわゆる「103万円の壁」撤廃議論続く

政治資金規正法 再改正へ議論続く

報道では「103万円の壁」問題の動向が毎日取り上げられるほどです。これまで政治にまつわる話題はあまり扱われることがありませんでしたが、このように取り上げられると、政党支持率や内閣支持率に影響を与えると米重氏はコメントします。

政党支持率は小動きだが、国民民主党の支持増が続く

今回の結果は次の通りです。

全体的に小動きではありますが、「ネット調査での国民民主党の伸び、それに対する自民党の下落がポイントとなる」と米重氏。

一方、電話調査では立憲民主党のほうが国民民主党より高い傾向が見られます。電話調査の回答者は40代〜70代、ネット調査はマイナス20歳以上の回答者が中心とのことですが、ネットでの大きな動きが、国民民主党の支持率を相対的に高めていると言えそうです。

報道各社の調査で見ても、野党第一党が国民民主党になっている調査がいくつか出てきており、選挙ドットコムの定例調査でも国民民主党がここまで高かったことはないと米重氏。「隔世の感があります」と語ります。

一般的に、選挙期間には相対的に政党支持率が上がる「選挙ブースト」という事象があります。選挙期間に、ふだん支持政党のない人が態度を決めることによって起こるものですが、選挙が終わるともとの支持率に戻りがちです。

「今回、国民民主党に関してはブースト的な動きが続いていて、もしかしたら大きく底上げされたまま推移するかもしれない」と米重氏は分析します。その背景には「103万円の壁」の問題に対する注目や、有権者のニーズが強いことが考えられ、玉木代表(現在は役職停止中)の不倫問題は影響を与えていない可能性があると指摘します。

内閣支持率と次期参院選投票先 総理の人柄だけでは支持率が変わらない

一方、石破内閣の支持率は下がっている状況です。報道各社とも同じ傾向で、この1か月で内閣支持率は低下していると見て取れます。

米重氏は、石破総理の人柄への支持は各社とも共通して見られるが、政策が支持できないという回答が不支持の理由につながっていると分析。「103万円の壁」に関する議論で、国民民主党が主張する額に対し、自民党が低い額で押し戻すやり取りから、経済政策で若い世代から評価されず、内閣支持率に表れている可能性があると指摘します。

米重克洋氏「予算委員会で石破総理の答弁が安定しているので、通常国会を通じ支持率が上がるのではないかという取材記事が見られるが、数字の変化を見ると疑問。総理の人柄は支持されるかもしれないが、政策自体についての違和感が、とくに若い世代にとっては色濃く表れている」

自民党が総選挙で公約した政策が若い世代に受け入れられていないのに対し、国民民主党は若い世代に向いた政策を出しているという認知が、若い世代にされているとし、「変えていくことを石破総理自身が強く打ち出していくことがたった一つのコツ」と語ります。

政策への支持は、次期参院選の比例投票先にも表れているとする米重氏。国民民主党の勢いと自民党の支持率の落ち、ネット調査と電話調査のギャップが明らかになっています。

この1か月では、税制改正の議論に方向性が出ると予想されます。結果によっては国民民主党の手柄として若年層に認識され、それが支持率にどれくらい影響するかが注目されます。

ネット調査と電話調査で差が生まれていることについては、世代間のギャップに火が付いている傾向があると米重氏。

米重氏は「若い人も政党や政策の選択肢があれば選挙に行くことが今年1年、選挙を見ているとわかった」とし、各党がどういう公約を参院選に向けて打ち出すか。それによって数字が変わるだろうと展望します。

「支持政党なし」層にも国民民主党の影響が

政党支持がない人の比例投票先に関する問いも、電話調査とネット調査で大きく傾向が異なりました。

電話調査の結果から「維新のほうが高齢者のカバレッジがある」とする米重氏ですが、やはり国民民主党のウェイトがここまで高いのは初めてだと言及します。

米重氏「ネットでも国民が二番手。維新などに比べて圧倒的な支持。国民民主党の支持率が徐々に伸びている」

今後の政策や発信によっては、さらに国民民主党の支持が高まる可能性があり、野党間のパワーバランスにも一定の影響を与える可能性があると指摘します。

米重氏は、「情報収集の媒体がマスメディア中心か、ネット中心なのかによってもギャップが出てくる」と指摘し、両方を見比べていくことで世論を理解していくことが必要と締めくくりました。

動画本編はこちら!

選挙が終わっても国民民主党の勢いは止まらない?理由を深掘りします!

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選挙ドットコム編集部

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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