国民民主党の玉木代表は民放の番組で、特別国会で行われる総理大臣指名選挙への対応について、党が選挙戦で掲げた政策の実現などにつながると判断した場合は、ほかの党の党首に投票することもありうるという考えを示しました。
国民民主党の玉木代表はきょう、TBSの「Nスタ」に出演し、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での対応について問われ「『玉木雄一郎』と書くし、われわれの仲間にも書いてもらいたい」と述べました。
その上で決選投票になった場合の対応について「決選投票も『玉木雄一郎』と書くが、政策的な合意や、選挙で掲げた約束の実現につながるようなことができるのであれば、それも加味して判断していくことはありうる」と述べました。
また、ほかの党から連携の呼びかけがあるかどうかについては「いろいろな協議を党の幹部が各党と始めていると思う。自民党からそういう話はすでにあると思うが、立憲民主党からは聞いていない。よく話を聞いた上で、われわれや支援を頂いた方々が納得できる理屈があればいろいろな形がありうると思うが、今のところはまだない」と述べました。
これに関連し、玉木代表は、今夜、BS日テレの「深層NEWS」で「きょうまでに自民党の幹部や石破総理大臣から連絡はあったか」と問われ「幹事長レベルで一定の接触をしているという報告は受けている」と明らかにしました。
その上で、党首会談については「できるのであれば、石破総理大臣だろうが立憲民主党の野田代表だろうがしっかりやりたいと思うが、そこまでいろいろなものが整うかだ」と述べました。